県道熱海大仁線と市道の振替がおこなわれました
今年4月1日県道熱海大仁線の一部区間が市道へ降格し、同時に並行する市道が県道に昇格した。
こんな珍しいイベントが事前に熱海市のサイト上で告知された(
http://www.city.atami.lg.jp/kurashi/douro/1000929/1004971.html
)だけでひっそりとおこなわれた。
まず、熱海大仁線とは・・・熱海市下多賀から山伏峠を通り伊豆の国市大仁、伊豆市へ至る整理番号80の主要地方道である。
伊豆半島中央と東伊豆を結ぶ県道はいくつかあるがその殆どは峠を通るルートとなっている。
それが”険道”と言われれば峠道が険道区間なのだろうと思うのが一般的だ。
しかしこの熱海大仁線の険道区間は山道に入る前の住宅地なのである。
そして今回振替がおこなわれたのもこの区間である。
これは上のリンク先に掲載されている地図だ。
赤く塗られている道がこれまで県道だった区間、緑で塗られている道がこの度昇格し県道となった区間だ。
これは市のサイトに掲載するうえでわかりやすい様に色分けされているが実際の地理院地図はこうだ
すでに振替後の経路が県道として色分けされている。
(記事作成現在googleやゼンリンの地図はまだ旧道のままである)
地理院地図のみで確認できるこの振替、現地はどうなっているのだろうか。
まず振替の起点を見てみよう。
上が振替前、下が振替後
国道135号を背に右折が旧道、直進が新道である
そとばを外したのかと思ったが実際は
向きが変えられているだけだった
途中にある青看
後付けのヘキサがなぜか矢印に重なるのではなく、横にいる
振替区間終点、つまり旧道と新道の合流地点はこんな感じだ
上が振替前、下が振替後
先の青看と違い上から新たに貼った形跡がなく青看ごと替えられていることがわかる。
国道へ行くなら右方向というのは変わらない。
そして一歩引いたところにヘキサがいる。